嵐のワクワク学校
〜毎日がもっと輝く5つの授業〜
に行ってきました!
なんか…思ってたよりもずっとしっかりしてましたww
大学の授業よりまじめに受けちゃった(笑)
かなり素敵な内容だったので、
以下、ノート見ながら授業の復習したいとおもいます!
この土日行くからネタバレやだーって人や、
いや、別に興味ないし…って人はスルー推奨。
●開校宣言
大野先生より、開校宣言。
「嵐のワクワク学校、開校します!」
建学精神は「日々是気付」
東京ドーム内のトイレを使った人ー!と手を挙げさせる。
実は、開門(開場)前に、実際に嵐がトイレ掃除をし、
何時に誰が清掃しましたよってサインを書いて貼ってたらしい。(よくファミレスとかにあるやつね)
それに気付いた人がいたかどうかの確認でした。
そんな小さい所見てないかもしれないけど、日々の中にはそんな小さな「気付き」がたくさんあると。
それを嵐が教えてくれる、というのが今回のイベントのテーマでした。
●1眼:ドキドキの授業(担当:二宮先生)
「最近ドキドキしてる?」という質問から授業スタート。
心臓について学びました。
二宮先生が実際に最新のCTで心臓を検査したりとかいろいろあったのち。
『1ドキ=70cc』
心臓が1回ドクンとするごとに、70ccの血液が送り出されるそうです。
で、ここで疑問。果たして人間は1日に何ドキするのか?!
ってことで実験。二宮先生自ら24時間心拍数を測りました。
結果、1日で103572ドキでした。
一般成人男性で約10万回だそうです。=1日に7tもの血液を送り出している、と。
これは水鉄砲(1回1ml)で875000発、
目薬で2億3333万滴(1日3滴計算で213086日分)、
シャンプー466万6666プッシュ、
チェホンマン(体積168立方cm)42人分に当たる量だそう。
ここで4人で400mリレーを命ずる二宮先生。嵐メン、わけもわからないまま全力ダッシュ。
しかし、リレーに特に意味はない(笑) (「そろそろみんな近くで見たいかな、って思って(by二宮先生)」)
全身を巡る血管の長さは約10万km=地球約2周半。
これは、400mリレー24万9999回、
ペンライト(15cm)6億6666万本、
チェホンマン(218cm)4587万人という長さだそうです。
まとめ:毎日7tの血液たちが10万kmを走ってる。
脳内の神経細胞は約10億個。これは銀河系の星の数に匹敵する。
体内でこんな果てしない営みが行われていると考えたら、なんだかすごくない?
●2限:ビリビリの授業(担当:松本先生(通称ビリ先))
人力発電装置と一般家庭にある家電製品(おそらく日立)を用意。
メンバー1人で起こせる電力=1アラシと設定。
・スタンドライト:松本先生がお手本に漕いでみる。1アラシ
・TV:相葉君が1人で挑戦するも叶わず。二宮君と共同作業で2アラシ
(激しく漕ぎすぎ、相葉君の腿がピクピク(痙攣?)するというハプニング発生。「先生!ピクピクの授業して!(by相葉)」)
・ドライヤー:5アラシでも無理なため、蓄電モードにチェンジ。Happinessが1曲流れきるまで5人でひたすら漕ぎ続ける。
(「ケツが攣ってる!モミモミの授業してー!(by相葉)」)
約3分間5人が全力で漕いで貯めた電気。
ドライヤーを使用すると、なんと「9秒72」。
(「3分漕いでこれ?!(by櫻井)」)
(「智美の髪はかわかない(by大野)」)
ちなみに、電車が1区間走るためには1600アラシ必要。
そう考えると電車に乗る時の気持ちも変わってくるよね?とビリ先。
これを火力発電に置き換えると。
1家庭が1年間暮らすためには高さ15mの木を36本使う。
ドームに来ていた45000人の家庭分だと、半年で高尾山1つ分の木がなくなる。
かつて日本は太陽光発電のシェア率No1だったが、いまはヨーロッパ諸国に負けている。
しかし、日本は火山大国であるから、地熱利用やごみ処理の熱を利用すれば、まだまだ自然エネルギーは生み出せる!
まとめ:Happiness=ドライヤー9秒
まずは、美味しい生姜焼きの作り方から。相葉先生の3分クッキングー。
レシピとかいろいろ言ってたけど、Pointははちみつを入れることと、相葉先生の生姜焼きは水っぽいってことだけ伝えようと思います(笑)
そして他の4人で実食!
…しかし「うまい」「おいしい」以外の感想が聞こえない。
「感動が足らん!この豚肉がどうやって食卓までやってきたのかわかってない!(by相葉先生)」
相葉先生自ら、北海道帯広にある牧場へ。
牧場のお仕事を手伝わせてもらうことに。
おととい生まれたばかりの豚の赤ちゃんを見せてもらい、抱っこしてみる相葉先生。
しかし、抱き上げた瞬間、それまで大人しかったお母さん豚が大激怒!
人間も豚も親の愛は一緒なんだと学ぶ。
そして動物相手なため、牧場のお仕事は365日休みがない。根気と愛情のいる仕事なのである。
そしていよいよ豚の出荷お手伝いへ。
大きく育った豚さんたちの中から、今日出荷する子10頭に赤いスプレーでしるしを付けるよう命じられた相葉先生。
中には何も知らずになついてくる豚さんも…。
苦い気持ちを味わいながら、泣きそうなのを堪えつつなんとかしるしをつけた先生、今度はそのしるしをつけた豚さんを追い立て、トラックへと連れていく作業。
しかし、戻ってこれないことを悟っているのか全力で逃げる豚さんも。
なんとか積み込み、屠殺場へと見送る。
ご主人にいまどんな気持ちか尋ねると、「今日もいい仕事したな、って感じ。これでお金もらってるし、命をもらってる。だから愛情をかける。おいしく食べてほしいし、余すとこなく食べてほしい」
そして、さっき食べた生姜焼きの豚が、相葉先生がしるしをつけた豚さんであったと。
これを聞いて、神妙な顔つきになるメンバー。
2050年には世界の人口が90億人を超えると予測されていて、このままでは食料が行き渡らなくなると。
それを解決するためのただ1つの方法が「ごはんを残さず食べること」
現在、日本では年1900万トンもの残飯が出ている。
これを減らすためには、「美味しいものを食べるのではなく、食べ物を美味しく食べるようにする」ことだと。
食材への感謝をもつことが大切。
まとめ:ごちそうさま。ありがとう
●4限:パチパチの授業(担当:櫻井先生)
「相葉先生に感動しちゃった!みんな拍手―!これが45000人のパチパチです」
そもそも拍手とは、褒めたり、讃えたりの意味を表すもの。
日常の中にある「スゴイ!」を見つけて、拍手してみよう!
水道橋駅から東京ドームまでの中でスゴイを見つけることに。
1) 信号機
ライトが汚れないようにひさしがついているのは見て取れる。
実は小さなLEDのひとつひとつにもひさしがついているのである!
これがあることによって、電球の汚れを防ぐのはもちろん、日光の反射を防ぎ見やすくなるのである。
2) 電流盤にあるイボイボ
チラシやポスターを貼られても、清掃作業員の人がはがしやすいようにイボイボしている!
3) 階段の手すり
2段になっているのはおしゃれのためじゃない。
小さい子や腰の曲がったお年寄りのため!
4) 紙袋のギザギザ
紙袋のふちがギザギザしているのは、誤って指を切らないように!
5) 東京ドームの屋根
布の面積は28592平方メートル=サッカー場4面分ある。
実は建設から25年、1度しか掃除していないのである。
それは汚れにくい特殊な素材でできているから。
前回掃除したときは、30人掛かりで1日8時間やって1か月もかかった。
他にもあるスゴイ
・1回45000人×5公演=225000人分のチケットを手作業で封筒に入れてくれる人がいる
・松本先生がシーってやったとき、45000人が一斉に静かになった
・大野さんはこれまでほとんど喋ってないけど、あえて前に出ないで後ろからガッシリ支えてくれている
などなど。探せばどんなことにもスゴイは見つかる。
首都高では、ドライバーにやるな!禁止!ではなく、褒めて事故を減らす「ホメパト」が存在している。また安全運転のドライバーには「ホメール」を送っている。
これを真似た愛知県では、5年前まで年間350人もの人が事故で亡くなっていてワースト1
だったのが、昨年は197人にまで減ったという。
人間、褒められればやる気になるという心理をうまく使った例である。
全てのことが誰かのためになっていて、地球のためになっていると考えたら。
全てにパチパチしよう!と思って過ごすと、世の中がキラキラしてくると思う。
まとめ:いつも心にパチパチを
●5限:モシモシの授業(担当:大野先生)
45000人の中から、あらかじめ先生が席番のくじを引き、当たった人に係員から携帯電話が渡される。
それに出ると、なんと大野先生と繋がっていて、直接「もしもし」できるという驚きの企画!
さらにはその携帯もプレゼントするという、なんとも太っ腹な大野先生。
電話で使う「もしもし」いったいいつから使われたのでしょうか。
起源は明治時代にさかのぼります。
電話は高級品だったためお金持ちが所有していた。
お金持ち「おいおい」相手「はい、ようござんす」と答えるのが定番だった。
それが電話交換手を通すことにより「おいおい」「申し上げます」になる。
「申し上げます→申し申し→もしもし」と変化を遂げたのである。
コミュニケーションをとるのはやっぱり機械を通すよりも直接がいいよね!ということで、会場全体でひとつになるために、隣の人と手をつなぐことに。
そして45000人がひとつに。
大野先生は実は『大野光線』という必殺技を持っている、と。
この光線を感じたら、両手を挙げて、と言われ素直にしたがうメンバー4人(笑)
さらに先生はそれをお客さんにも発射し、反時計回りにくるーっとステージ1周。
素直に応じる優しいファンのみなさん。=東京ドーム全体でウェーブ!
体を使ったコミュニケーションの完成!
そしてコミュニケーションとは、ただ知り合いになるだけではなく、心を通わせることが大事。
そのためには自分の思っていることを面と向かって言うこと。
「ありがとう」という言葉を面と向かって言ってみよう!
ということで、松本君へ、生徒3人と松本先生から「ありがとう」の思いをエピソード付きで伝えることに。
現代は、誰かとつながるためのたくさんの装置がある。
でも、その装置を使って届けるのは、コトバである。
1日に2人新しい人に出会ったとして、一生のうちに出会える人は45000人。
その中で名前を覚えるのは3000人。
さらに顔と名前を一致させるのは500人。
友達になるのが30人。
親友になるのは5人、と言われている。
こんな奇跡のような出会いでいまの関係があるなら。
伝えたい相手にありがとうを、考えてみて。
まとめ:大切な人にありがとうをたくさん伝えよう
最後に、みんなで校歌「ふるさと」(紅白のために作った曲にイベントへの思いを込めて2番の歌詞を付け足した)を合唱。
「気付くことで輝く生き方を いつまでも大切にしたい」という歌詞でした。
エンディングの映像では、チェホンマンをはじめ、
牧場のみなさんや、嵐のメンバー、今回のイベントに協力してくれたみんなで色をつけた絵がアニメーションになっていて。
雨が降って、そこに芽が生えて、それが大きな木になって空へと伸びる。
鳥がはばたき、木になるりんごをついばんで落とすと、そこに綺麗な学校が建つ。
学校の上には5色の虹がかかり、空を華麗に彩り、校章になる…。
心が温まるアニメーションで、じんわりと胸の中で波紋が広がるような感覚になりました。
正直、そこまで期待してなかったイベントでした。
誰が担当するのー?相葉ちゃんだったら動物でー、翔ちゃんだったら報道でー、ニノはゲーム?マジック?をドームでやるの?…なんて冗談交じりに言ってました。
でも、その間にも嵐は、
被災地のことを、
日本のことを、
自分たちにはいま何が出来るのかを、
わたしたちファンは何ができるのかを、すごく真剣に考えてくれていました。
今日の授業を受けて何かを感じた45000人が、
明日の今頃には135000人になって、
明後日の今頃には225000人に増えている。
225000人と5人がこれからのことを、他人のことを真剣に想ったら、きっとそれはすごく大きな力になり、盾になる。
それを、このイベントを通して体感しました。
この学校に入学したことで、明日からの私は、
ごはんを食べられることに感謝して美味しく頂くと思う。
スゴイ!と思ったことを素直に褒めると思う。
何か悩んだとしても、自分の中には7tもの血を10万kmも届けるすごい力があるんだと立ち上がることができると思う。
何が地球にとっていいことなのか考えながら節電に取り組めると思う。
出会えたことに感謝して、いまを共に過ごせることを、大切な人達へ「ありがとう」の言葉に乗せて伝えることができると思う。
小さなことかもしれない。
でもきっと、この5つのコツで、私の明日はワクワクすると思う。
明日が楽しみだと思えるように。
明日を待ちわびるように。
毎日を輝かせるために磨けると思う。
明日がくる前に、まずあの5人に大きな気持ちで。
ありがとう!